スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

山の学校

今日のニュースは,,ま,あまり書けないので,5月上旬のリンシ(ソエィ)地方の話.
そこにあった学校の事を書こう(と言っても他に出す予定の原稿の下書きの使い回し).

 ソイ地方は,ブータンの北西部の山岳集落群である.

 Paro川の源流域のJangthang川の右岸,北緯27.75°,東経89.30°から北緯27.787°,東経89.348°,標高4150~3920mの間に点在する集落群である.

 流域はParo川に含まれるが,行政区はティンプーゾンカク(ゾンは県のレベル)に含まれる.
 上流からJangotang,Dangothang, Dotabithang, Tikitang, Dozuden およびJomphuという,全部で27家族の家で集落が構成されている.

 この地区の中心はDangothang.Basic Health Unitと学校がある.
05.jpg
 Jangothangから北西にあるNyile La(Laは峠の意味.北緯27.809°,東経89.388°4860m).
04.jpg
それを超えると半日で山の中の小さな城,リンシ・ゾンに至る.
にゃれら峠の南側のガレ場にオンドトリを設置したので,できたら来年回収しにいかないといけない.


西側の尾根から遠望したリンシゾン.
13a.jpg
ほんと,山お~くのお城である.これ,晴れていたら最高だろうな..

 ホント,「ぽつーん」という言葉が似合うゾン.

 ダンゴタンでは,今年初めの大風で学校の屋根が飛ばされた.
08.jpg
 そのため,今はBHUの一室をかりて授業をしている.

 そのBHUも屋根が一部飛ばされているんだけど!.
09.jpg
 屋根は地面にアンカーをとって針金で固定されていた.それでもダメなときは飛ばされるらしい.
この国は屋根が軽い分,地震には有利だが,強風にはまったく抵抗できていない.


 部屋の隅にある分娩台が,教室がもともとは地区の診療所だったことを物語っている(写真10).
10.jpg
 このおかげで自ずと,保健体育の教育ができたりして.

 時間割は曜日に関係なく(写真11),1時間目9~10時「英語」,2時間目10~11時「ゾンカ」,3時間目11~12時「算数」,4時間目13~14時「環境教育」(写真12).
11.jpg
環境教育は日本でいう生活科といった感じ.その時に「ゴミを捨てちゃダメ!」ってことは習うのに,道端のゴミは減らない..お昼を食べた後の眠い時間に難しい算数とかじゃなくていいかもしれない.


 ここの学校は2009年に開校した.先生はチェン・ドルジ先生1人.生徒は15名.Class PP:6歳の2名,Class 1:7歳3名,Class 2:7歳1名,8歳4名,9歳3名,14歳1名,16歳1名.という構成.
06.jpg


 下の村まで2日かかるこの地区で,学校の開校は2003年ころから計画されていた.待ちわびて入学した子供の中には,既に10歳を過ぎた子もいた.そのため,同一学年内の年齢もまちまちなのだ.

 もちろんこの子たちの他にも就学年齢の子供がいるが,いまさら低学年から始めるのは恥ずかしい,ということで学校に来ない子もいる.Class 2の14歳と16歳の子はそれでも勉強したいということで来ているらしい.


 制服は無い.教材は学校に置いて良いことになっているらしく,みな手ぶらで登校していた.
07.jpg

 集合写真,これは何としてでも印刷して,学校に送ってあげないといけない..どこかのGoちゃんみたいに,まめにならないといかんわ.
関連記事

tag : リンシ 学校 山岳集落 ブータン 環境教育

コメント

非公開コメント

プロフィール

jirok

Author:jirok
ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

試しに↓ポチッとお願い.
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 科学ブログへ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
How many?
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。