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川崎でのごみ処理苦情問題についてコメント

 このニュースを聞いて,福島に住む友達や過去に現場作業でお世話になった相馬の民宿のおばさんの顔が頭に浮かんだ.私は日本にいる時は川崎市民である.このニュースを知った彼らを前にしたら,自分はどうしただろう.

 まずは一市民として彼らに謝る以外何もない.そして次に,このニュースを重たく受け止める必要がある.

 一日でも早く福島のごみ処理の助けを川崎市が提案通り進められるように,またこんな顔から火が出るほどに恥ずかしい問題が二度と起きないように,この苦情について少し考えたい.


 こういった問題では,どこの誰が苦情を言ったのか,を知りたくなり話題にしたくなる.

 現在の原発事故では犯人捜しは問題解決の本質ではないと言う人がいるが,特に将来にむけた正しい方向転換を構想する上で,元凶となった人たちとその構図を明らかにするのは必要である.

 今回のごみ処理苦情問題でも,誰がなぜ,と考えるのは自然であると私は思う.しかし,それを唱えた数十名をここで知ることは当然できない.

 「薄情者」という言葉の響きが薄情でかつ望みが持てない言葉だと思うので,ここでは「不理解者」とする.その不理解者は一市民なので,今後名前が出てくることはまずありえないだろう.

 そこで,ここでは極端に言えば,市民誰もが苦情をいった不理解者(の可能性がある),とするしかない.したがって,市民誰もが福島の被災地へ謝罪するのは当然だが,それと同時にこの問題の解決について一人一人が考え,行動を起こす必要がある.

 それでは苦情が出てしまった背景はなにか.

 それは,放射能汚染への過度な恐怖心が助長した自己中心的考え,と私は思う.自己中,これは川崎市民が特にそうというわけではない,と信じたい.誰でも多少なりとも持っている.もちろんブータン人でも驚くほど自己中な時がある.

 となると,それを助長した恐怖心を煽った放射能汚染について,市民が正しい情報を持っていないのが問題の一つと考えられる.


 簡単だが以上から,ごみ受け入れに向けて,今後どうすればいいのかまとめる.

 第一に,国や市が今よりもいっそう正しい情報提供に努力する必要があろう.そして,市民はそれを収集すればいいのである.

 そして,川崎市民全員が思いもかけず不理解者と言われても不思議でない状況の今,市民は他の国民よりも情報収集と事の理解にはより一層の努力を示す必要があろう.

 今回被災地から持ち込む予定のゴミは放射線で汚染されたごみではない.普通に人が住んでいた場所のゴミである.安全なはずである.申し訳ないが「はずである」以上はここでは書けない.放射線について素人の自分がここで絶対的な判断を述べるのは不適切である.しかし,それを判断するための情報の一端は,不十分かつ偏ってはいるが(これも大問題だが!)すでに入手可能である.

 これらをもとに,市が被災地に対して提案していることについて,市民一人一人が改めて理解を試みる必要がある.

 以上,当然のことをだらだらと書いた.

 万が一この文を目にしたところで,またどんなに情報収集に努力したところで,市の提案に納得がいかない不理解者もいるかもしれない.その人にはこう言いたい.「もしあなたが逆の立場で先方に同じことを言われたらどうなの?」.

 これは友達とおもちゃの共有ができない時の4歳の娘に問う言葉とそっくりである.自慢ではないが彼女は考えた後,それを理解してくれる.そして,またすぐに取り合いをするのは4歳だから,ということで今のところは許している.
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コメント

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No title

No title

わ.こんな話になってるんだ.市会議員まで.
まず自分の名前,せめて素性も書かずにこんなサイトを時間かけて作るサイト主の神経が理解できない.

 で,結論は,とにかく市はオープンな状態で,被ばく線量に問題のない廃棄物と明らかにできるものなら,川崎に持ち込んで処理すればいいわけだ.それ以外については市長としても現状としては市民を説得できないし,福島側もも要求できない.その間の線引きは早急に国がやるしかない.

 それについてははジミン党の議員も文句はあるまい.しっかし,その議員さんら,自分の党が過去数十年でここまでの構図を作ってしまったことにはこの先もまったく触れないんだろうな.
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ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

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