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衛星電話でTwitter

 5年前,11人のシェルパとネパールの山ん中にある氷河湖へ行ったとき.
衛星電話で毎日「今日も元気だどーー(常に高山病だけど)」の生存信号を家族に送った.

 発信方法はKazさんの携帯へワンコ.←ワン切りの意味ね.
テントの中からこっそりと.

理由は,
・通話料がもったいないから.
・当時のネパールでは衛星電話の保有は申告制かつ有料だったので,コソコソ使う必要があった.

 で,たまにKazさんが間違って電話に出ちゃったりして.そんな時は「おぉ,あんで出んだ,お金かかるじゃん!」と慌てて切ったりして.で,そのあと後悔したりして.「あ,話せばよかった」って.

 それが最近変わった.理由はいろいろだけど,とにかくちょっと余裕があり,かつ安全第一になったもんだから,
 毎日バックアップのYさんに一日の報告をすることができる.おぉ,衛星電話よ頼もしい.


 でも,その衛星電話をヒマラヤでもっと活用してるニュースがネットに落ちてた.
 ヒマラヤの山を登ってるあんちゃんが山の中から頻繁にTwitterを発信しているのだ.

登山家の栗城史多さんのTwitter

 この栗城さん,エセではないアクティブな「登山家」だ.カタカナなら「アルピニスト」か.
石油会社のCMに出てくる有名なアルピニストとはわけが違う.

 そしてこの栗城さん,おそらく尊敬すべき登山家なのだが,ちょっといっちゃってる.
 Twitterだからこそ,ということで,かのヒマラヤからスルメイカと真空パックの蛸の吸盤画像をおくってる.

 アホや.でもイカしてる.イカだけに..



 それはさておき,アンナプルナくんだりまで持ち上げた彼らのWebシステムが気になる.
 次回の氷河湖調査までになんとか真似っこしたい.

 現地から新鮮取れたてな情報を発信できるのが面白そう.
天気のアドバイスと天気図,それなんかも麓から受信できるだろうし.

 栗城さんが持つ,「WiFi環境を作って衛星電話に飛ばしてどうのこうの」ってどうやるんだろ?




 この4月,登山家栗城さんがアンナプルナをアプローチしていた頃,もう一人の有名な日本人はその東のマナスル界隈にいた.そして,地元ネパールにはツラギ氷河湖の危険性を訴えてた.

 ん?でも,なぜわざわざツラギなのだろうか...

 ツラギのモレーンはここしばらく変化は無く安定している.これは僕だけの考えではない.
 氷河湖の堤体部分がいかに安定しているか,そのことはモレーン表面のリッチな植生を見るだけでもわかるはず.しかも,ツォ=ロルパと違って,相当に緩い堤体前面部.(実際に歩くと空気が薄くてキツイけど)

 したがって,いま(今後も)決壊させるには相当の努力?をしないといけない,言うなればイムジャと同じなんちゃってデンジャラスな氷河湖だと思う.


 莫大な堪水量があるからと言って,既存の報告書が危険だとしてるからと言って,闇雲に氷河湖が危険であるとアピールするのは避けるべきである.勿論衛星や現地の調査は必要だが.

 あ,こんなことはブログに書いてないで少しでも仕事にしなさい,って誰かにケツを蹴られそう..

 ところで,「アルピニスト」って言葉,ちょっといじると「アピールニスト」になる.なるほど..
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tag : 衛星電話 栗城史多 登山家 アルピニスト スルメイカ GLOF Twitter ツラギ イムジャ 氷河湖

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jirok

Author:jirok
ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

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