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シーズン到来

モンスーンはまっさかり.ほぼ毎日,一度は雨が降る.
インド気象局の雲画像を見るとチベットあたりでできた雲が南西に流れて,ブータンにぞくぞくと流れてくる.
ind.jpg

しかし,なんだろ,日本の梅雨のようにじめじめ感が無い.これなら9月まで続いてもそんなにいやじゃない.

花もさかりで,今は特にむくげがきれい.

野菜も地のものがたくさんでてきたようで,ブータンに復帰したKさんもサブジで山ほど買い込んだらしい.
うれしいことに,アスパラがか細いながらにまだ現役.こぶりだけど,桃もうまい!

そして,つ,ついに....


マツタケが出てきた.
P7230128.jpg
この量で700円.

まずは,初物ご対面ってことであぶって塩とレモンで食べる.
P7230133.jpg
写りは悪いけど,香りは強く,味もいい..

さて,次はお吸い物,でマツタケご飯?天ぷら?

8月の一瞬帰国時,先着1名様にお土産持っていきま~す,かもしれません.
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tag : マツタケ ブータン シーズン

スライド上映会

昨晩は在留邦人があつまってのスライド上映会.

 タケさんのティンプーの水質の話.ゴミ問題と並んで今後まだまだ続く重大な問題.
写真もきれい.最後の自然に対する人の立ち位置に関する話,彼らしい話し方で何かグッと来た.
IMGP7917.jpg
 最後はツガーさんの,ブータン初の地方選挙の話.みなさん遠くの実家まで投票に帰り,慣れないインド製の投票機で投票し,2/3は今回で決まったとのこと.

 Gap(郡長)以下地方選挙の候補者は政党に所属しちゃだめ,月に6000円弱しかもらえないので村の代表(Tshogpa)のなり手が足りない,との部分が印象に残った.

 このスライド上映会.シリーズ化して昨日でたしか3回目.次の講演者を大募集中.ネタのある方はぜひご連絡を!


 そして,その間にちょっとゆる系の発表をさせてもらった.

 テーマは,ブータン人の見た日本と,そこから自分が感じさせられたこと

 目的は,それなりの経費をかけて行った本邦研修の「成果」を多角的に活用するため.

 ということで,同僚ブータン人に日本がどう見えたのか,僕はそこから何を感じたのか,せっかくなのでここにもちょこっと載せてみる.

 一緒に日本に行ったC/PのJamyang君が,帰りの飛行機で書いてくれた日本の印象.
Jamyang_impre.jpg
・最も発展した国を見た.
・どこもえらくキレイ
・何事もよく計画/品質管理されていて,オートマティック.
・地下深くは複雑に入り組んだ電車が,空高くは摩天楼のビルがある.Wonderful world.
IMGP7755.jpg IMGP7464.jpg
・驚くべきことに日本人は24時間やっている(店が開いている).
・彼ら(日本人)にとって時間はもっとも重要なもの.
・もっとも複雑な雰囲気である
・町に動物がいない.犬がいない
・よく働く.それはいいことだ.
・世界で最も物価が高い国の一つのようだ.
・やわらかい口調.たとえば「もしもし」「はいはい」
・隣の人をよく気にするが 人とはしゃべらない 
・日本の友人はみんなやさしい.いつまでも友達でいたい.
・日本語はかなり発展した言語.他の言語を必要せず,ゆえに英語が苦手.
・優れた伝統文化.でもあまり日常で見られない.日本の嫌いな一面である.
・私の目には,ほとんどの日本女性はとても美しいように見えた.
太字は,ちょっと予想してなかったコメント

「いつまでも友達でいたい」は嬉しかった.
そして,一番下の太字は結構うけた.ほんとのところ,どうなんでしょ.

で,結局自分がJamyangの感想や二人の日本での行動から気付かされた,日本と日本人の一面がこれ↓
・伝統と文化がある,,,が,日常で見ることができない(日本でもっと連れて行くべきだったか...)
・他の人を気にする...が,何かあった時は見て見ぬふりをする
・手を合わせる場所がたくさんある...が,信仰は浅い??
IMGP7458.jpg
↑これはアメ横の神社で頭を下げるギャレさん.胸にズーンときた一瞬だった.
 

それから,一番最後に強調したスライドの内容はこれ↓.

こういう話をする時の難しい部分:
人(勿論自分も含め)は異文化に入った時には,相手を類型化し,特徴づけをしたくなる.
例えば..

ブータン人は××が多い
ブータン人は○○したがる. とかね.十把ひとからげに..

 これって怖いことだ.

 当然,他者群の類型化は面白い.そして,この国にいる外国人として,その国の人をじっくり観察すべき.言葉や文字で発信するのも大事.

 でも,十分な根拠なしに,もし間違った(偏った)特徴づけをしてしまった場合の,かつそれを不特定多数に広めてしまった場合の,その負の影響を考慮する必要がある.

 よーく考えようっと.

最後の部分は,思いがけずブータンに長い日本の姉貴分にも注目していただけて,改めてこっちでも咀嚼しなおすことになった.感謝感激である.

憑りつかれた一件

 先に書いたように,自分と一緒に山に入った職場のカウンターパート,ガイドや現地で雇った馬方たちは,自然に対する畏敬の念を持ち続けていた.

 そして彼らは,科学で説明できない様な,いわゆる超常現象についても真剣にとらえている.


 2009年の現地調査では,ある朝,男の泣き声で目が覚めた.声の主は前日まで一番の働き者だった馬方兼キッチンボーイのナムゲイ.
IMGP4490.jpg
一番左の男.二人分の荷物を担ぐ.

 集まった仲間に聞けば,朝起きて靴を片足まで履いたところで,黒い男に肩をつかまれ動けなくなり,涙が止まらなくなったとのこと.

 様子のおかしいナムゲイを助けようとしたコックのケルデンも軽く(程度の差があるのか!) 憑りつかれ泣き続けている.

 どうやらこれは悪霊の仕業らしい.

 さっそく馬方の中にいた元修行僧のハバが昨日のキャンプ地まで戻り,昼にはラマを連れて帰ってきた(まず,彼らの足の速さに驚き).

 ラマさん.予想をはるかに超えて薄汚い恰好.予想外にさわやかでかわいい笑顔.

 しかし,お祓いが始まるとその目と雰囲気はホンモノに変わった.

 ラマの横には馬方のハバ.中退といえども僧侶経験者ということで,いつもは影が薄い彼が今日は主役級の扱いである.

 左には重症のナムゲイとさらにその横に「軽く」憑りつかれたケルデン.

 ラマさんは米粒を指に挟み何かを念じている.皿には米の他50ヌルタム紙幣が載る.この後,腕を強く振り,指の間に残った米粒を見つめ,うなずき,すべてを悟っていた.

 我々はお祓いを見守った.
その様子は以前JICAのホットアングルってページに写真を載せました(Tさんの撮影).

....

 診療?の結果,近くの崖に棲む二人の悪霊がここに来ていることが判明.

 おぃおぃそりゃ大変!ということで急いでお酒(アラ.再利用のガソリンオイルのポリタンクで持参),赤飯,干し牛肉のトウガラシ炒め,の定番料理が準備された.

 悪霊は食膳に吸い寄せられ,お膳ごとテントから連れ出され,谷底に送られた.
IMGP5000.jpg
 ちょうど谷底に追い払われてるところ.

 この時,テントに集まった我々も涙が止まらなかった.



 と言っても,炒めたトウガラシから放出されたカプサイシンと室内で焚いたプジャの煙のおかげで.

....

 このお祓いの効き目はあったのか...どうもよくわからない.

 実験には比較対象が必要である.ナムゲイが二人いれば一人はお祓い無しにしてみてラマさんの超能力を確かめられたのだが.


 お祓いの後,ナムゲイ(写真左奥)はどうやら放心状態,ケルデン(左手前)はウルウルが止まらない,
IMGP5004.jpg
(ケルデン,ゴメン.勝手にWebに載せて...)

 さらにその後の二,三日はフラフラしながら標高5000m超の峠を越えていた.それでもメンバーのほとんどはお祓いの効力を心から信じていた.




 ブータンの人に言わせると,ここに悪霊がいた理由は,道が二つに分かれるジャンクションだったからであり,ナムゲイが憑りつかれた理由は,前日のボート体験試乗会の時に湖を一番怖がっていたから,ということだそうだ.

 超常現象に対する考えとして,これらはなんとも興味深い解釈である.

tag : 悪霊 お祓い 祈祷師 ブータン トウガラシ 超常現象

プロフィール

jirok

Author:jirok
ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

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