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来年の祝日

 つまらない.

 あぁ,つまらない.

 この数日.そしてこの先数日間のブータン.

 

 日本の年の暮には,既に宗教行事から逸脱したクリスマスの次にもう一つイベントがある.

 それは「年越し」.

 そう,歳末セールだったり,仕事納めだったり,大みそかだったり,除夜の鐘だったり,紅白とか,年越し麻雀だったり,三が日とか.年賀状とか.盛りだくさんの付属的イベント.

 そしてこれらイベントと同時に,いわゆる年越しから新春の,何かそわそわしてしまうあの雰囲気,緊迫感,焦り,ときめき,が全くない.

 だからつまらないのだ.


 職場ももちろん通常業務.今年は1月1日,2日が土日なので出勤はないけど,同時にお祝いの雰囲気もない.

 ということで,書くこともないので,昨日手に入れた2011年のブータンの祝日を以下に.メモとして.

 1月5日 Traditional day of offering
 2月3,4日 Losar(ここでようやくお正月)
 2月21~23日 現国王誕生日
 5月2日 3代国王誕生日
 5月12日 シャブデゥンの命日(去年は4月23日)
 6月15日 Lord Buddha's Parinivana(なんなんだ?)
 7月10日 ぐるりんポチェの誕生日(去年は6月21日)
 8月3日 First Sermon of Lord Buddha
 9月23日 Blessed Rainy day
 10月2日 Thimphu Drbchen
 10月6日 Dashain
 10月6~8日 Thimphu Tshechu(去年は9月中旬)
 11月1日 Coronation of Druk Gyalpo
 11月11日 4代国王誕生日
 11月17日 Descending of Lord Buddha
 12月17日 National day

と,いうことで,ブータンの,そして日本の皆様,良いお年をー
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ブータンのクリスマス

 とタイトルを打ったが,敬虔な仏教国では特に何もない.

 町にイルミネーションがあるわけでも,そのての曲が流れるわけでもない.
 もちろんトナカイもいない.   ターキンはいるけど.

 そして,いつものように定時退社するC/Pのプンツォに「マンディジョゲ&ハッピーメリークリスマス」と言うと,「クリスマス?ていつょ?何日?」と聞いてくる.

 それくらいこの国ではクリスマスは異教徒のお祝いであり,彼らは全く意識していない.



 一方,我が家.

 それもいいんだが,ちびにはせめて小さいうちだけでもサンタからのプレゼント,ってのを経験させてあげたい.

 ということで,ユウカからはサンタへのお願いを聞き出し,彼女の希望に近いピンクの帽子を準備した.


 しかし,,,,


 クリパで昨晩遅くまで起きていた両親は朝まで寝過ごし,肝心のプレゼントのセッティングを忘れた.間抜けである.

 ユウカを起こさないよーに,慌てて帽子を袋に詰め,カードを準備.

 なんとかセット完了.
 あとは,何気なく彼女を起こし,プレゼントの存在を気付かせ,袋を開けてみんなで驚き,カードの代読をし,サンタの侵入跡をユウカと発見し,,と猿芝居を打った.

 ふぅ....



 今朝,ちびちゃんのいる家庭では同じような猿芝居が繰り広げられているのだろうか...少なくともブータンを除いた多くの国で.

今日の結論
 ・事前の準備はしっかりと
 ・物があふれる時代のクリスマスのプレゼントって,,,ちょっと考えさせられる

tag : クリスマス プレゼント 準備

自分で測る(つづき)

 実は前回のブログは前ふり,のつもりだったのが長くなってしまったもの.

 で,実際に書きたかった事はこれ.

 世に出てる多くのブータンの面積,この数字って間違ってるよ.ってことが実際に測ってみたら(僕なりに)わかった,って話.
実際にと言っても,国境線をずーっと歩いて図ったわけじゃなく,単にGoogle Earthで測ってみた,ってだけなんだけどね(スンマセン!)..


 ことのきっかけは,2006年にチベットとの国境線が新たに引き直され国の面積が18%小さくなった,というネット記事を見かけたことだった.

 初めはふぅーん,すっげぇー..と思ってたのだが,よくよく考えるとじゅうはちパーセントって尋常な数字でではない.おかしくない?取られすぎじゃない?と思えてきた.

 ってことで測ったら,国境画定に関係なく,そもそも国の面積がよく見かける47000km2とか,九州と同じ面積(42190km2),なんてことはなくて,もっと小さいってことがわかった.

 今回GGEでざっと測って出た値は,西端のチベット側との係争地を入れて38775km2.係争地入れないで38631km2.2005年に失った面積を入れても40025km2,となった.

 もちろん,これに近い,というか正解に近い数字は既に出されている(出されてなかったらそりゃたいへんよね)
 ↓
・国の統計局,それを引用したLonly Planetや地球の歩き方:38394km2(Stastical Yearbook 2009)
・Wikipedia 英語版:38816km2(出典不明)

 ちなみに日本語版Wikipedia(ウソ情報がおおい!)は47000km.日本の旅行会社のサイトはもちろん,出版物でさえこの数字が使われてる.2006年以前の旧面積だったとしてもおかしい数字.

 そして,きっかけとなった国境再画定で失った18%という怪しい数字,「18%,ブータン」で検索するとうじゃうじゃ引っかかるが,これはこの数字47000km2が,38000km2くらいになった,とすると出てくる数字と分かった.

 で,実際に失った面積は3.1%.
 日本で言うと秋田県くらいの面積にあたる.これでも十分びっくりですけど..

 で,今回の結論
 ・ブータンはもともと九州より小さかった.
 ・2006年にブータンは秋田を失った(ちょっと違うか).
 ・それでもブータンの面積ははっきりしていない.
 ・レポートをWikipediaに頼って書くと間違えちゃうぞー
 ・自分で測ることで納得しれ.
の五つかな.

 しっかし,「47000km2」のもともとの出どころってどこなんだろう? 

tag : 国土面積 中国 チベット 国境画定 ウィキペディア 秋田

やはり自分で測らないとね

 今朝も水道が凍った.トイレのウ○チも流せない..

 そして最低気温はまたマイナス6度.

 ネットの情報だの水たまりの凍りかた,それから体感から考えて,まぁ我が家の周辺は冷えてもマイナス2,3度,と最近まで思い込んでいたのが,どうやら5,6度までいつも下がっていることがここ最近の実測値からわかった.

 やっぱり実測って大事..


 去年の9月,トンサを流れるマンデチューの源流に気象観測装置を設置した.標高5300m,中国国境まで10kmの人っ子一人いないモレーンの上に放置だった.
 もし自分が放置される側だったら,と思うと泣けてくる,そんな場所.
IMGP4511r_R.jpgまぁ放置されることはまず無いですけどね..

 とにかく,ソーラーパネルがまぶしい豪華な一式である.まぶしいパネルを見て,「おぉ,,これはこれは」とヤク使いやら冬虫夏草取りのおっちゃんに持って行かれる,またはついてきた鼻ったらし小僧に石をぶつけられ壊される,それを半分覚悟の放置だった.



 そして,一年後の今年9月.無事には残ってないんだろうなぁ,,と諦めながらモレーンを登ると,,


 ぬぁんと装置は残っていた.
P9271240_R.jpg奥はガンカルプンズム.

 南極物語のタロ,ジロとの再会,ってこんな気分だったのかも!って,そんなわけはないだろうが,うれしい再開だった.ブータンってすばらしい.

 ただ,よく見ると張り綱だけは持って行かれてる.それでもボルトでがっちり止めてるもんだから問題なし.全壊を考えれば張り綱が無くなったことなどくらい痛くもかゆくも無いしぃ.むしろ,ちょっとでも疑ったことを誰かに謝りたい気分.

 そして,データには一年分の記録が残されていた.気象観測点が無い地域の貴重なデータとなりそうだ.

 中でも感心したのは積雪深度.最大で45㎝降っていること,6~9月のモンスーンシーズンには降水はほとんどが雨で雪なんか降ってもすぐに融けてるってことがわかった.

 こういった数字って実測しないと想像できない値だけに,放置プレイに耐えた測器(を開発してくれた人たち),それから放置させてくれたブータンにつくづく感謝,感謝.ナムゥ..

(明日につづく)

追記.
二年目の間にワルイヒトがここに来ないとも限らないので,ちょっと対策をした.

 プンツォにゾンカ語と英語で書いてもらった注意書き.
P9271244_R.jpg
「触るなかれ.自動カメラがついてるぞ」と書いてある.

これでヤク使いも鼻ったらし小僧もビビッて手が出ないだろう....か?

tag : 最低気温 気象観測 ブータン 積雪深度 良心 放置プレイ 冬虫夏草

今度はバス

 飛行機事故の悲しみが覚める間もなく,また事故が続た.

 今度はバス.首都の谷と東隣の谷を結ぶ東西の主要道路で,150mの崖を落ちたとのこと.これにより25人乗りバスに乗った35人のお客さんのうち現時点で9人が死亡.

All passengers evacuated, three in critical condition

 死者の数を数字で見てかけたり比べたりすることに抵抗があるが,人口70万人の国で18人が飛行機で,9人がバスで亡くなったことを,仮に日本の人口で考えると.4600人という数字になる.

言葉がない..

ブータン,物価上昇か

職場の前で日なたぼっこをしていると同僚のプンツォが嘆いている.

「ドマの値段が上がって,5ルピーで3個しか買えない」と.

先週の出張から帰ってきたら高くなってたらしい.

 ルピーはヌルタムと同価.1950年代以降のブータンはインドの文化・経済圏であり,しかも恐らく発音しやすいので彼らは価格を言うときにルピーとよく言う.

 ドマとはビンロウのことで南アジアから大洋州にかけての嗜好品.ガムのように噛んで気持ちが,脈拍が,発汗が高まる.いきの良いのに当たるとクラクラする.ガレィさんの頭は時々これで汗まみれになってるし,この前来たKさんは赤くなって目を回していた.久しぶりに良いやつに当たったらしい.

 とにかくティンプーではこれまで4個買えたのが,3個になったとのこと.33%の値上げだ.先の日本でのタバコの値上げには及ばないが,日本の愛煙家と同じようなショックだろう.
 しかも,ドマの場合は生ものだから買い置きができないし,事前通知がなかったのでタバコよりもひどいかな.

Jiro san 058_R
 こんな感じのもの.生石灰をつけ,なんとか言った葉っぱでくるんで口に放り込む.

 初心者が食べるとたいていはこうなる.生石灰も効いてえらく渋い,苦い,まずい.
Jiro san 059_R



 最近,ガソリンも1リットルで3ルピー値上がりした.50ルピー/リットル.ブータンでは全体に物価上昇の傾向らしい.

tag : ドマ 嗜好品 物価 ルピー ニュルトラム

マツブロッコリー拾い

 今朝は冷えた.
 どれ程冷えたか気になったので,ユウカに温度計を読むように頼む.

 答えは「サン」とか言ってる.

 さ,さん度?

 怪しい報告なのでKaz さんに代読を頼むと,なんと「マイナス6度」.何がサンだったのか...

 それにしてもマイナス6とは驚き.水道が凍るわけだ.去年水道が凍ったのは記憶には1回しかない.この記憶は自分のではなく,Kazさんの記憶だが...自分には記憶にない.

 しかし,この寒さもすぐに穏やかになる.これがティンプーの冬のいいところ,許せるところだ.午後のしばらくまではとにかくポカポカの小春日和が毎日なのだ.

 今日も温度計の最高気温は23度.この数字,日光が当たってるからもあるが,黒い服で日なたにいると暑いくらいになる.

 そして再び,夕方,日が沈むと急に寒くなる.



 ここ数週間,居間には風船が転がってる.ユウカの誕生日にたーくさん膨らましたピンク,赤,青,,のふわふわしたやつが.そして,時々本当にふわふわしている.

 その原因は隙間風.場所によっては頬にまでそよ風を感じる.室内でそよ風なんて,この時季いい迷惑.

 そうなってくると数日前のブログに「電気ストーブだけ.ボカリは使わない」と書いたがさすがに厳しくなってきた.

 ということで前言撤回.昨晩から働いてもらうことにした.



 ボカリの焚き付けには松ぼっくりを使う.ユウカ語ではマツブロッコリー.こいつの威力はすごい.中に含まれた松脂のおかげ?でボンボンと燃える.焚き付けだけでなくカンフル剤として弱った火の復活にも重宝する.

 いよいよボカリ出動ということで,今日はこのカンフル剤を裏山へ拾いに行った.
DSCN2827_R.jpg

 松ブロッコリー命名の本人,たくさん拾って興奮のご様子.
DSCN2830_R.jpg

 さぁ,これで朝の「サン」,じゃなかった,「マイナス六度」も怖くないかな.

tag : 松ぼっくり 水道管凍結 薪ストーブ

バンコクでTOEIC受験

バンコクではTOEICの試験が毎日二回行われている.
備忘録として,ここにその詳細をメモしておこう.

・試験は日曜以外の8時~と13時~.試験時間は2.5H.

・申し込み:Center for Professional Assessment
 電話番号+66-2260-7061.申し込み時間10~16時半.
 前日までに予約.直接行くも可.メールで申し込みは不可.
 その時,名前,希望受験日時,パスポートナンバー,生年月日,電話番号を聞かれる

・試験会場:Bangkok Business Building19階.-->Map
 地下鉄ペッチブリー駅から南へ500m
 エアポートリンク マッカサン駅から800m(ザリガニでマッカチンってのがいたな)
 BTS アソーク駅から北へ1000m.

 タクシーなどに"BB Building!"と言えば伝わる.1階にはファミマがあるので血糖値を上げるためにチョコを買う,なんてもいいかも.


・試験が9:00の場合,8時から受け付け開始.
 開始直後は逆に混むので8:30くらいがおすすめ.9時開始の寸前に試験室に入ればいいので,そんなに急ぐこたぁ無い.
 パスポートと受験料1200バーツを忘れずに.筆記用具は机に準備されてる.

 事務室に入ってPC(iMac!)のある机で受付と顔写真撮影(すごく簡単に),,その右のカウンターで支払,左にずずっと行ってIDを見せてサインする.

・開始15分くらい前に試験会場へ.ボディチェクを受けて入室.携帯,財布なども持ち込めない.
 それらは,誰でも入れるオープンなクロークにあずける(ポンと置く)ことになる.鍵とか荷物の引換証もない棚なので結構心配になる.できるだけ身軽&貴重品は持たないで出かけた方がいい.

・試験中はいろいろとタイ語で説明がある.外国人には担当者が横について通訳してくれる.したがって,座る場所は部屋のすみっことなる.おかげでこの前はスピーカからの声が効きにくい,と感じた.

・ボディチェックと試験監督はタイの若いお姉さんが数人で担当.試験中はけっして気を散らさないように!

・結果を翌日以降受け取りに来れない場合は海外に発送してもらうこともできる.EMSで450バーツ.代理人が取りに来ることもできる.その場合,代理人のIDカードを提示.

・少なくともタイ人は毎日受験可能のとこと.外国人の場合一度受験したら,30日間あける必要性がある.

墜落事故続報

昨日のチャンリミタン競技場に行った人の話では,K5(5代国王)からスペシャルな発表は結局無かったとのこと.

 そして,ネパールのTara Airの墜落事故,Kuensel紙Web版を見ると乗客のブータン人の多くはブータン在住ブータン人ってことがわかる.昨日難民の話に触れたのは余計だったかもしれない.

 Kuenselの記事を見ると,彼らはローカルの割引料金を得るために,ネパール人の名前で搭乗した,とも書いてある.それが「難民」の誤解のもとになったのかな?

 
 ルクラに着いたツインオッター.今回墜落したのはこれと同型機.
IMG_1484_R.jpg

 こっちはドルニエ228.今年8月にルクラで落ちたのはこのれと同型の飛行機.
ツインオッターとの大きな違いは水平尾翼の位置が高いか低いか.鼻が黒いか白いか,もか.
どちらも2002年9月撮影.
KIF_1660_R.jpg

 ルクラに着く前,ドルニエのコクピットを通してみたヒマラヤ.
KIF_1648_R.jpg左奥にヌプツェ,さらに奥にエベレスト.

 これを体験するとパロでの着陸がえらく安全に感じる.

tag : ツインオッター ドルニエ ルクラ 墜落 ブータン タラエアー

悲しい噂は半分本当

今日は"National Day"  すなわち,1907年に国が統一された記念日.ということで休み.そして,出かけるにはもってこいの晴れた穏やかな天気になった.

ただ,昨晩ユウカが熱をだしたので,今のところ我が家は引きコモリ.

 このNational Dayにはよく王さまが重大発表をするらしい.4代国王もうやーめた宣言とか,過去にはいろいろあったらしい.町のAoさんから聞いたけど忘れてしまった.とにかく,何か発表がある,というのを国民は期待するらしい.

 そして,今年のは「5代国王結婚します発表」,だと言うのがもっぱらの噂.噂の信頼度は「上」だとか.
 さてどうなることか.


 このブータンでの「噂」については前々回のブログに書いたが,昨日は違った噂が流れてきた.

 「Durk Airが落ちた」というのだ.ブータンの国営航空だ.海外を空で結ぶ主要路線ってことになるので,これが本当なら相当数の犠牲者がブータン関係者ってこともありうる.

 さぁたいへんだ,ってんでBBS(国営放送)を見ましょう,となったが,我が家は唯一BBSが映らない.そこで,ネットを見ると....

 「18人のブータン人のうち6人が身元判明」by Kuensel紙

 噂は間違ってた.少なくともDurk Airではなかった.ネパール国内線のツインオッターだった.ここで胸をなで下ろした人も多かっただろう..

 しかし,22人の乗員乗客のうち,18人がブータン人! 噂の半分は本当とも言える.いずれにしてもブータンにとってはたいへんな事故となってしまった.

 
 ちないみにこの事故,他の記事を見ると「ブータン難民」と書かれているのもある.

Daily News and Analysis

日本語版ロイター: ネパール山岳地帯で小型機墜落、22人全員が死亡

 しかし,KuenselやBBSにはブータン人とだけ報告され「難民」の文字は見当たらない.ここで難民問題を議論する勇気はないので,今日はここまで.
亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りします.

tag : 小型機墜落 ブータン人 ネパール 難民 国王成婚 デゥックエアー

白オバケと黒オバケ

 岩屑に覆われた氷河での決壊洪水を考えてて,2008年のチベット,ロンボク氷河に行きついた.

 この時の調査,何も成果を出してないなぁ..と,後ろめたさを感じながら見てたら,結構いい写真がある.

 わかりにくいけど,奥の湖は濁ってて,右隅(左岸側下流)はちょっときれい.C大Tさんの言う黄色池と青池(だったっけ?),ってことか.南側に下る氷河と比べると氷河自体薄い.これくらいだと,ブータンのTshojo氷河みたいに池から地下に水が抜けて被圧してピューって出ることはあまりなさそう..
ronbuk_R.jpg左奥のピークがチョモランマ~.


 緑池の小さいのを近くで見るとこんな感じ.氷に載るデブリが薄いく1mも無い.奥が半年前に聖火が登ったチョモランマ北壁.そして,写真右奥には白いオバケのようなアイスピナクル.
DSCN1706_R.jpg

 そのオバケを上から見るとこんな感じ.見ている方角が違うけど..融け消える前の一瞬を見ているわけか.
DSCN1778_R.jpg

 そして,少し下った斜面には土砂でできたピナクルもあった.なんだか白オバケと対照的.こちらはラテラルモレーンのうち浸食から残った一瞬を見ているわけだ.結構コンパクトにしまってて,手ではなかなか崩れない.暗闇でみたら黒オバケだな.
DSCN1882_R.jpg

 いわゆる土柱.これなんか教育テレビでやってるカペリートみたい.
DSCN1796_R.jpg

 アメリカのカスケードで火砕流堆積物でできたこんなピナクルズをみたなぁ..なんて場所だったけか.

tag : エベレスト ロンボク氷河 氷河上湖 スープラグレイシャルレイク チベット ピナクル

新旧交代

 昨夜は日本のお客様を囲んでの夕食会にお呼ばれ.会場はMK Restaurant.

 いやぁ,えらく酔った~ 山で喜んで&大事に飲んでた「Black Mountain」を試しに飲むが,里で飲むと何のこたぁ無いただの安酒だった.

 そして,なぜかあの店で飲むといつも酔いが回る.すきっ腹もあって,昨日もクラクラになった.軽い貧血.

 で,そうなるといつも決まってモヨオスのだけれど,あそこのトイレは紙が無い「南アジア式トイレ」でね.ブータンでは珍しくないが日本人には要注意.

 昨日はそれを忘れてフツーに踏ん張って,「OK,出るぞ!」というすんでのところで紙が無いのに気付き,あわてて引っ込めるはめに.

 おかげで夜中,すなわちさっきになってトイレに駆け込む.あぁ,,完全に目が覚めてしまった.
 ということで,,ブログ書いてます.今日のお題は「新旧交代」.手短に.



 先月,パソコンを新調した.Windowsの7ってのになって,Officeは2010になった.

 どっちも使いにくい!!
 というか,古いバージョンに慣れた体は,こんな訳のわからないレイアウトや機能に,なんと言うか,,その,,,ホント訳わからない!

 ただ,前までのPCがひぃひぃ言い出してたので,作業は確かに快適になった.そりゃ少なからず財布を傷めたわけだから,快適になってもらわないと困る.

 これからこの訳の分からないレイアウトやら機能やらを,否応無くひぃひぃ言って慣らされていく,そんな自分とPC業界の関係がくやしい...


 一方で,巷は師走だ.しかも半分終わってる.この時季の一般的かつ重大な「新旧交代」と言うと,年越しってことになるだろうか.

 ということで,昨晩のお客様へのお土産もかねて,2011年のカレンダーを作ってみた.といっても現場写真にちょこっと手を加えただけの簡単なもの.

 せっかくだからここにも公開しちゃおう.

 作り方はちょっと面倒くさい.ダウンロードして,印刷して,二枚を背中合わせにしてラミネート加工してほしい.使い方は簡単.○の部分に画鋲でもさして必要な時にただ見るだけ.7月になったら裏返す.
 これ,昨晩は結構評判だったので,もう少し改良してプロジェクトの費用で量産してくれないかなぁ..Yさーん.

 ということで,皆さま,残りの本年をお元気でお過ごしください~

---------
と,ここまで書いて,画像がうまくアップロードできないことに気付く.あわてて引っ込めるはめに.
うまいことサイズダウンして再度UL挑戦します..あしからず.

ブータンと付き合うには

 昨晩は隣の大家のタシさん家族に誘われて,新しくできたブータン料理屋「The Bhutanese」に出かけた.

 Patsaという野草の入ったスープには閉口したが,Changkayという甘酒でほろ酔いし,楽しいディナーとなった.子供たちも含め,お互いにいい関係.この家を借りられたことで,こんな家族づきあいができることに感謝したい.

 一方,最近いろいろあって,ブータン人や在住の外国人が僕や日本人に向ける目を気にするようになった.彼らは好意をもって我々を受け入れているのか,が気になるのだ.

 「ブータンはかなり親日国」とよく聞く.ブータン人からもブータンを知る日本人からも.西岡京治以降,日本人は親しみをもって受け入れられていると.

 しかし,それは本当だろうか.

 背格好や顔つきは多くのブータン人と日本人は似ていて,国の体系も両国とも君主(片方は象徴がつくが)がいることで似ている.またお互い国境を接していないし,侵略・被侵略の歴史も無い.

 ということで,両国は上でもなく下でもなく認知しあい,わだかまりもない関係が素地としてある.そして,長年の国際協力がある.判定の天秤は「親しみあり」に傾いているのは確かであろう.

 しかし,こっちに来て1年半,根拠なく物事を判断したり価値をつけ,それが噂になる,という場面に何度かお目にかかった.そして,その噂は人を介することで拡大解釈されやすく,恐ろしい早さで小さい社会の中に広まる.ささいな事故があったり,それにより迷惑をかけたりしただけで,おかしな噂はあっという間に広がるだろう.

 そうなると,「親しみあり」に傾いている天秤が何かの間違いで逆に振れるのもそれほど難しいことでもなく,時間がかかるものでもない.小さなコミュニティレベルでは,すでに振れてしまってるかもしれない.



 少なくとも我々は「ダショー西岡以降,,,」の言葉で余裕をかましてはいけない,ってことは言える.そして,もし我々の(少なくとも僕の)日々の行動に驕りがあるとしたら,自分の振る舞いを改めて考える必要があろう.

 まずは,タシさん一家との関係を大事にしたい.例え大家・借家関係がかわっても.ブータン社会と付き合うにはまずはお隣さんから,ということでね.

我が家と国の電力事情

 この借家には薪で焚くストーブ,こっちで言うボカリがある.kaschütz 1894と刻まれたオーストリアの鋳造で,以前の借主が持ち込んだらしい.これを使って本気で部屋を暖めるとなると,かなりの薪を食う.雰囲気は満点なんだけどよ.

 そして,今年はまだ火を入れていない.代わりは二台の電気オイルヒータ.相当な稼働率で頑張ってくれている.手入れは楽だし,薪を買ってくることも物置から毎日補充する必要もないし,という理由で.

 ということで,今冬の我が家の電力事情はやや浪費傾向である.この国の電源が水力発電でほぼ賄われているので,「どんなに使ってもクリーンだからいいやん」という無理やりな解釈も手伝って.


 では,この国の電力事情は...

 インド,ネパール,バングラなどとくらべると,圧倒的に人口が少ないこと,豊富な降水が十分すぎる位置エネルギーを持つことで,雲泥の差で恵まれている,と言えよう.今後数年の日本の強力な援助によってブータンの電化が達成されれば,それがほぼ全国で言えることとなる.

 全国の電化が国民にもたらす影響と国民が抱く期待は,生まれる前から電球の下で当然のように育ってきた我々にはちょっと想像ができないだろう.

 しかし「影響」という言葉を考えた場合,一方で気になるのがその発電の現場である.現場というのは,インドというお得意様への売電を目的として計画されている発電所のこと.正確に言うと,ヒマラヤの谷をドドーンと封鎖する発電所用のダムのことである.

いいのか,これで.

 国を縦断する主な谷をことごとく封鎖しちゃって.ダム出現による川の「影響」はどうなんだろうか.特に下流への影響については,施工前の計画調査では全く触れていないし.うぅむ...

 やっぱり小電力発電!と素人考えでは思ってしまう.それじゃインドに売れないのかなぁ..


 ふりかえって,日本の電力事情.
 気づいてみたら今や原子力発電がこの国では稼ぎ頭らしい.

 僕は強力にこの原発に反対する.

 国や電力会社の言い分とキーワードは,十分すぎる安全対策と「安定供給」「低炭素電源」「準国産」らしいが.

 深刻な危険がないと断言できず,結局は都会の真ん中に持ってくることができず,かつ廃棄物の行先も決まっていない仕組みなんかで電気を作り続けていいのだろうか?

 百歩譲って,もし日本の安全基準と技術が完璧だとして,同等のものを海外にも期待していいのか.
 海外の製品や施工管理を見れば,そりゃムリムリって即答してしまう.

 となると,わが子,わが子の子,その子供,,,の代に今の選択を,今のエネルギー政策を自信をもって説明できるだろうか?

 少なくとも僕にはできない.
 「CO2削減の合言葉でおじいちゃん達は何をしてたん?いらん危険とゴミだけ残してぇ」と言われたら,,スミマセン,じゃ済みませんよねぇ..ついでにメキシコCOP16の結果も将来恥ずかしいんですけど..
 やっぱり風と水も含めてオテントサマでなんとかしないといけないんじゃないかなぁ.地質時代の遺産と人の手に余るようなパワーには目をつむってさ.

tag : ブータン ダム 堆砂 異常浸食 電力事情 エネルギー政策 水力発電 原子力発電 準国産

ライさんのカルダモン

 昨日はバンコクからパロへの週に一度の直行便.おかげで9時過ぎにはブータンの空の下に.

いやぁ,,青空だ...

 ブータンは先月末に本格的な乾季となった.ようやく.
 ということでティンプーまでの道沿いには干し肉がちらほら.夏,秋の現地調査では臭い干し肉に苦しめられたので,この景色=美味しそう,とは今年の場合単純につながらないが(去年は単純い感動していた),それでもなんだかいい景色だ.

 空港の往復にはいつもライさんのタクシーを使う.46歳のブータン人.名前からわかるようにヒンディ,ネパーリ系の入った南のブータン人.人柄が良く,英語もわかりやすく,そして何しろ安全運転だ.時にはトラックにも抜かれる.

安全運転の中でよくいろいろな話をする.

昨日は前回に続いて彼の家族の話になった.その中で農家を継いだお姉さんの話にカルダモンが出てきた.名前だけ知ってる,と話したのを覚えていて今回わざわざ実物を持ってきてくれた.
PC122192_R.jpg

 食べてみて,と言うので皮をむいて種を食べる.すーっとした味で,どこかで食べた何かに入ってた気はするが,思い出せない.

 このカルダモン,どこでも取れるというわけではなく,ティンプーのような高いところでもプンツォリンのような低いところでもダメらしい.その中間のゲデゥあたりの高度がいいとのこと.そして,ゲデゥと聞いて想像した通り,雨季にはたくさんのヒルに食われながらの農作業らしい.ひぇぇぇ..

 過酷な作業で取れたカルダモン,一袋40㎏で38000Nu,日本円で7万円くらいで売れるとのこと.ライさんの実家ではこの11月に4袋くらい収穫できた.田舎ならまぁまぁの収入じゃないだろうか.


 さて,たくさんもらったので,カズオチン何か料理に使ってくれるかな.

電車こわい

あっという間に北大での研究会が終了.議長?ホスト?それから遠路はるばるなみなさまどーもお疲れ様でした.
面白かったです.そして,もっと勉強してやることやらねば,と心を入れ替えた(気分な)のでした.

PC082180_R.jpg
写真は朝,低温研の手前で撮った白樺の並木道.
というか,撮ろうと思って道路に出た瞬間,凍った道で滑って,転んだ瞬間にシャッターを思わず押した,そこに写った画像.

で,これが本当は撮りたかった白樺並木.すてきだ.
PC082182_R.jpg
前を歩くのはH工大のN藤さんと,日本の氷河で時の人な立山のぷっくん.彼らは転ばなかった.

研究会ではもっとそれぞれの人の発表について話を聞きたかったのだけど,飛行機の時間があるのでトットととんずら.機内では爆睡.おかげで今じぁ貴重なジュースの配給からあぶれてしまった.くっそー.

そんで今,もう東京に戻ってるのがなんとも不思議.飛行機ってすごい.
でも今日の宿泊先は空港でわけないので,羽田空港から都心まで電車に乗った.

この電車での移動,すぐ隣に知らない人が座り,目の前に知らない人が立つ.ということは,彼らの吐いた息の一部を間違いなく吸っているのだ

ブータン系日本人にはこれがどうにも怖い.

しかもなんだかブータン人より日本人って大きいし.冷たそうだし.

さて,明日は予定つまってて6件のはしご.ブータン系日本人にこの予定のどれくらいをこなせるか,だ.

サッポロ出張(その1)

今日は札幌出張二日目.
会議中ですが,失礼してPC開いて仕事?してます.もちろん会議に関係した仕事(のつもり).

この会議室,ネットが飛んでて,それがまたブータン慣れした者としてはビックるするほど早い.
日本じゃふつうなんだろうけど.

さて,Goちゃんからもらったクスリが効いてきて,いろいろとやるきになってきました.
会議の方は相変わらずの準備不足で,発表はボロボロでしたが,これもまた何人かの人にコメントをもらえたので,ますますやる気がでてきました.

PC052178_R.jpg
写真は羽田から来る途中の空.飛行機のすぐ脇に他の飛行機が残した飛行機雲.
こんな間近で見たのは初めて.ちょっと感動しました.

我が家にもネズミ

さっきのファイル転送は結局途中で途切れていた.転送がタイムアウトになったのかなんだか分からないけど.まったくよぉ.
ということで、再度の転送が始まった.

....で...

相変わらず遅いので、その間にもういっちょブログを更新してみる.ちょっと最近怠けていたからね.


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 先週の一時帰国、日本は相変わらずシビアな国だった.

 きっと住んでしまえば以前と同じように、数分と狂わない電車に乗り、見知らぬ人の横数cmに立ち、スケジュールを詰め込んで充実感に浸り、くたくたになって家に帰る、なんてことをするんだろうけど、ブータン人的日本人の今の僕にはつらい.

 そして、ブータンに戻ってきたら、日本から変な咳が続く症状を持ち帰ってしまい、いまだ体調がわるい.

 さらに、2週間の留守の間に、この家は小さな住民に乗っ取られていた.
 チュウチュウっていうやつ.どこでもかじって、だいたいの人には嫌われているアイツだ.

 そのネズミ、台所の食材を食い荒らし、後生大事にとっておいた日本産の蕎麦だのうどんの袋までかじりやがった.

 お手伝いのソナムさんいわく、さすがのブータン人でも、一度ネズミにかじられた袋(完全に破られてなくても)の中の食べ物は潔く捨てるとのこと.

 しかし、今回の場合、その中身はにほん蕎麦である.稲庭うどんである.捨てられるわけが無い.たとえ乾麺だって、蕎麦を捨てる勇気は無い.

 ということで、食べちゃった.


 大丈夫だよね?


 しかし、相手はネズミ.夜中はどこかの棚でカリカリやってる.やっぱりいい気分はしない.退治の方法を考えねば.

 そうは言うものの、ここはブータン.殺生を嫌う国.退治される前に自ら転居してくれないかなぁ..


 あ、そうだ!ジャイアンの歌声、ネットで落ちてないか探してみよう.
プロフィール

jirok

Author:jirok
ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

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