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王様のリクエスト

今年はどのトレッキングルートもダメみたい.

西のジョモラリトレッキングを予定していた知り合いも,橋がななれたということで,出発が延期になってる.

時計の6から12へ向かう予定だったエネルギー局の職員も,荷役の動物が足りずに足止め.

きっと去年のサイクロン・アイラの影響が大きいのだろう.

去年,ブータンは近代史上最大の地震と最大のサイクロンを食らった.そのサイクロンだ.

さて,我々のルートはどうなることか...



ところで,その我々の出発の前に一つ面白い,というか,たいへんというか,兎に角一つの調査依頼がきた.

5代王様の家,あ,もとい,パレスの周りの水文地質を調べてほしいとのこと.
ようは,地下水がどこまで掘れば採れるのか,それはのめるのか,という調査.

おぉ,,,面白そう.. 会えるのかな,キング.
でもこれを山に入る前にやらないといけないので慌しい.


これについては,タイミングが半分良くって半分悪い.

というのは,今日,日本から専門家,Mr. Toruがくる.水文地質のエキスパートだ.
そして,入れ替わりでKumaさんが帰ってしまう.
うれしさ半分,残念半分.

彼らと一緒にこの急なしごとができたら面白かったのに.

ま,とにかくこの二人,なんとか空港でお互いを紹介してこれからもいい繋がりにしていきたいですわ.

王様オファー,今度は本当.エイプリルフールじゃないからね.
またレポートします.
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無線,橋,モンキーバー

次の日曜から山に入る.

 そのルートでは何度か馬やヤクを交換することになる.現地にも縄張りのようなものがあって,荷を運ぶにもその周辺の集落の馬方・ヤク方が基本的に自分たちの動物を使って対応し,手間賃は貴重な現金収入の一部となる.

 だいたい,1頭1日700ヌルタムくらい.

 で,時計の文字で12の位置にあるブータンヒマラヤでも有数の集落,ルナナの動物が使えるか,"12"に駐在しているDGM職員にプンツォから無線で聞いてもらった.
DSCN3074rr.jpg

 相手は氷河湖の堤体掘削プロジェクトという大きなプロジェクトで派遣されていて,毎日15時に定時連絡してくるので,それに便乗しての問い合わせ.

 問い合わせの結果は前にも書いたように,ヤクがほとんど確保できない,というもの.その一因は冬虫夏草採りのブームがあるとのこと.
 とにかく,この無線,我々の出発まで現地の情報収集手段としてしばらくお世話になりそう.



 そして,これが流されちゃったかもしれない,という橋.去年の9月に通過したときの写真.
IMGP2234rr.jpg

 当時もかなり新しかったので,しょっちゅう流されては作り直し,を繰り返してるのだろう.
 左上に写る切り株の木はこの橋に使われたとか?





 さて話し変わって,個人的には昨日,今日は少しは落ち着いて過ごせる休日.
 ということでユウカにプールを作った.
DSCN3080rr.jpg


 山から下りて来たらもうプールは出せないからね.
 家にある浮きそうなものはすべてプールに放り込んでおもちゃにする.

 モンスーンの本領発揮で曇りや雨の中,元気に遊んでた,,,と思ったら鼻をつまらせてかぜ気味になった.
 
 写真奥はモンキーバー.ユウカの保育園にあったので,園の用務員君に作ってもらい,すべり台,ブランコ,ネット君A,B,綱渡りの綱を自作でカスタマイズ.

 毎日これで遊んでくれたらユウカも運動神経よくなるかな?

ついでに,そっちもだめ

 あっちもダメで,こっちもダメで,いろいろ調べたらそっちもダメってことがわかった.

 3つもルートに選択肢がある,ってことは感謝すべき.だけど現状ではどれもダメなのだ.

 3つのルート,地図で示すべきだけど,ちょっとヒミツにしておこう.
 その代わり時計の文字盤で説明しよう.

 12を目指して,5から反時計回りに行くか,7から時計回りに行くか,6からまっすぐ北上して12を目指すか,簡単に言うとそんな感じ.

 で,5からの反時計回りのルートは本流の橋がグラグラ橋.グラグラ橋までは6日かかるんで,橋が渡れなかった場合は時間的に大幅なロスになる.目も当てられない.

 次に6からの北上ルート.そのルートはお馬さんが少ないもんで,今から東や西に手配してはるばる運んでくることになる.しかも,9月後半には仲間のグループが別に入るので,そのグループにお馬さんを残しておかないといけない.ってことで,その段階で却下.
 ついでに,今日,Chimmi君がその馬運搬の手配を得意とする男を他から連れてきたが,そいつが打ち合わせ中に突然消えた.バックレってやつだ.去年ひと悶着あった男なもんで,もうぜったい信用できない.

 最後に7からの時計回りルート.そこでは昨日書いたように支流の橋が流されてる.
 ただこのルート,3つの中ではもっとも人と馬の行き来がありルートもしっかりしてる.そして嬉しいことに,使えるお馬さんがたくさんいる.
 しかーも,上流にはラヤッパっていう黒の民族衣装とおかしな編み笠をかぶった美人で有名な部族が住む(って関係ないか..).とにかくまぁ魅力的な谷であり,一番現実的な選択肢でもあるのだ.

 ということで,なんだかわかりにくい文だけど,早い話,ラヤッパに通じる7からのルートで,橋を直しながら進めばいいってこと.

 倒れた自転車が歩道をふさいでるので,それをどけて進むのだー,の延長みたいなもんだ.(本当はもっと慎重に進みますよ.当然)





 あ,でも,その歩道,ブータン有数の蛭多発地帯だったわ(涙)

 ...つづく

tag : ブータン ヒマラヤ ヤク ラヤッパ

あっちもだめ,こっちもだめ

 午前中,今回の山の調査を引っ張ってくれるトレッキングエージェントのチミ君から電話が入った。

 ぬぁんと,予定していたルートの橋が流されちゃって通行できないとのこと。

 おぃおぃ。今頃になって何を言うとんねん。

 馬やヤクが集められなくて,泣き言いってきたんじゃないのぉ?と疑って,現地のお役人,Gapへ再度問い合わせてもらった。

 結果,正しくは「行程5日目に渡るはずの本流にかかる橋が,去年のサイクロン以降グラグラ橋になってて,ついに最近では人しか渡れなくなった」との情報が,最近山から下りてきた地元民から通報されたとのこと。

 ほほぉ。。「人しか渡れない」って? 
 それならヤクだって気合で渡れば何とかなるんじぁ! と言いたい。

 でも,5日かけて行って「ありゃ,やっぱだめぽ..」では済まされない。しかもGapの忠告を無視してその後何かあったらプロジェクト自体が危うくなる。

 なんとか現地にいって,どれくらいグラグラ橋なのか事前に確認したいところだけど,行くには往復10日。今からじゃム~リ~,である。

 仕方なく,西のガサから入るプランを作り,「うぅむ。これならルート変更のダメージも最小限。アニマルの手配もOKね」と,納得の新プランを調査メンバーとチミ君に知らせる。

 そして夕方,チミ君から電話。
 「Sir,こっちのルートも本流で橋が流されたサー


 
 思わず「....はぁ?」である。

 さて困った。
 ま,ブータンじゃ珍しいことじゃないけどね。
 とは言えどうも納得いかない。こりゃまた現地に確認せねば。

 ってことで,一緒に困りつついつも通りに定時で帰ろうとするプンツォをつかまえ,地元に電話をしてもらう。

 結果,地元の役人は定時で帰っているので連絡付かず。定時,もしくは定時前帰宅はこっちじゃ常識なんで

 なんとか連絡のついた地元の商店のおっさんいわく「流された橋は本流ではなくて支流」とのこと。
 そして「近々なおるっぺ」とのこと。

 この「なおるっぺ」はどこまで信用できるっぺか?

 今日またGapに問い合わせねば。。。

 ドキドキだね,この続き。(って他人事じゃねぇっぺよ!)
 ま,とにかく続編を乞うご期待。

tag : ブータン 氷河湖調査 流失 現地調査 トレッキング

ヒマラヤと同じコガネムシ

ではノミではなくて,も少しかっこいい昆虫の写真をば.

DSCN3037.jpg

桜上水駅で見たコフキコガネ.

以前ブータンで見たことあるヤツだ!

7月の初めに書いたブログに載せて,さすがヒマラヤのコガネムシ!と書いたのとそっくりさんが駅にたくさんいた.

こっちがブータン産.
IMGP2983.jpg


なぁんだ,日本でも普通に見られたのか...

こちらでは,初夏に見られた虫が減った.天気は変わらないけどなんだか晩夏の雰囲気.
寒がりのKazさんは,夜は長袖と毛布が無いと寒くて寝られないそうな.
こんなこと書くと,熱帯の日本のみんさんに叱られそう...

tag : コガネムシ コフキコガネ ヒマラヤ産 桜上水

ノミの写真

タイトルのまんま.

3mmちょっとの大ノミである.
DSCN3062.jpg
さすがブータン,と,ちょっと感動.


久しぶりにオリジナルの画像でブログを更新したと思ったら,こんな写真かよ.と怒らないで.

tag :

世田谷区4個分

友人のブータン滞在ブログを読んで,うちも少しは更新しないと,といことでネタを探してみた。

うぅーん,とネタについて思いめぐらすとだいたい思いつくのが,ユウカのことか,うちに来たお客さんのことか,町で見たもの,なんてことになる。奥様のこと,なんて思いつくべきなんだろうけど,ネタはあるがヘタに書くと発行後の査読で怒られる,なんてはめに。

とういことで,ネットから。NASAのEarth Observatoryのページに行くとだいたいネタがころがってる。
深刻な話題がたくさん。

で,その中から一つ。
--------
でっかい棚氷がグリーンランドの氷河から分離したらしい。
面積は世田谷区の4倍,山手線の内側の3.5倍。厚さ200m。

http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=45112

↑これの11日後

ナショナルジオグラフィックの日本語記事

直感的に見て,ブータンの氷河ぜんぶあわせた量より多いわな。

 講義で,グリーンランド,南極にある水の量と川や湖の水の量の話(前者の方が数オーダー多い)と,話している自分も「なぬぅ」と言う気分になった。それだけ大量の水が氷として存在しているグリーンランドからの氷である。

 この件では欧米は「大西洋の船の航行が邪魔されるよ」なんて気にしてるけど,そんなレベルの問題じゃないでしょ。
プロフィール

jirok

Author:jirok
ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

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