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川崎でのごみ処理苦情問題についてコメント

 このニュースを聞いて,福島に住む友達や過去に現場作業でお世話になった相馬の民宿のおばさんの顔が頭に浮かんだ.私は日本にいる時は川崎市民である.このニュースを知った彼らを前にしたら,自分はどうしただろう.

 まずは一市民として彼らに謝る以外何もない.そして次に,このニュースを重たく受け止める必要がある.

 一日でも早く福島のごみ処理の助けを川崎市が提案通り進められるように,またこんな顔から火が出るほどに恥ずかしい問題が二度と起きないように,この苦情について少し考えたい.


 こういった問題では,どこの誰が苦情を言ったのか,を知りたくなり話題にしたくなる.

 現在の原発事故では犯人捜しは問題解決の本質ではないと言う人がいるが,特に将来にむけた正しい方向転換を構想する上で,元凶となった人たちとその構図を明らかにするのは必要である.

 今回のごみ処理苦情問題でも,誰がなぜ,と考えるのは自然であると私は思う.しかし,それを唱えた数十名をここで知ることは当然できない.

 「薄情者」という言葉の響きが薄情でかつ望みが持てない言葉だと思うので,ここでは「不理解者」とする.その不理解者は一市民なので,今後名前が出てくることはまずありえないだろう.

 そこで,ここでは極端に言えば,市民誰もが苦情をいった不理解者(の可能性がある),とするしかない.したがって,市民誰もが福島の被災地へ謝罪するのは当然だが,それと同時にこの問題の解決について一人一人が考え,行動を起こす必要がある.

 それでは苦情が出てしまった背景はなにか.

 それは,放射能汚染への過度な恐怖心が助長した自己中心的考え,と私は思う.自己中,これは川崎市民が特にそうというわけではない,と信じたい.誰でも多少なりとも持っている.もちろんブータン人でも驚くほど自己中な時がある.

 となると,それを助長した恐怖心を煽った放射能汚染について,市民が正しい情報を持っていないのが問題の一つと考えられる.


 簡単だが以上から,ごみ受け入れに向けて,今後どうすればいいのかまとめる.

 第一に,国や市が今よりもいっそう正しい情報提供に努力する必要があろう.そして,市民はそれを収集すればいいのである.

 そして,川崎市民全員が思いもかけず不理解者と言われても不思議でない状況の今,市民は他の国民よりも情報収集と事の理解にはより一層の努力を示す必要があろう.

 今回被災地から持ち込む予定のゴミは放射線で汚染されたごみではない.普通に人が住んでいた場所のゴミである.安全なはずである.申し訳ないが「はずである」以上はここでは書けない.放射線について素人の自分がここで絶対的な判断を述べるのは不適切である.しかし,それを判断するための情報の一端は,不十分かつ偏ってはいるが(これも大問題だが!)すでに入手可能である.

 これらをもとに,市が被災地に対して提案していることについて,市民一人一人が改めて理解を試みる必要がある.

 以上,当然のことをだらだらと書いた.

 万が一この文を目にしたところで,またどんなに情報収集に努力したところで,市の提案に納得がいかない不理解者もいるかもしれない.その人にはこう言いたい.「もしあなたが逆の立場で先方に同じことを言われたらどうなの?」.

 これは友達とおもちゃの共有ができない時の4歳の娘に問う言葉とそっくりである.自慢ではないが彼女は考えた後,それを理解してくれる.そして,またすぐに取り合いをするのは4歳だから,ということで今のところは許している.
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ブータン人から見た日本の夜景

昨晩は英語の添削を受けに,隣の大家宅へ.ついでに夕食もごちそうになった.

奥さんはアメリカ育ちでネイティブ―な英語を使う.だもんで,見てもらったが,旦那が結構見てくれて,,,結構こねくり回された.言い回しがこなれた英語になったが,結構本題から連れてしまった感も.


で,食事中に今回の原発事故の話になった.

まず,汚染水の海洋投棄.これはブータン人の間でもニュースになっていた.

冗談で,海なし国のブータンは問題にしないだろうが,国際的に問題だよね?と言ったら,「ブータン人だって海の魚を食うから問題だよ」と切り返された.

日本は何をしちゃってるの!というコメントをいただき,「ごもっとも」以外言い返せなかった.

次に,さらに煽ったわけじゃないけど,この画像を見せた↓.
earth_lights_lrgr.jpg

腰を抜かすほどにびっくり.「ニホン,スゲーブライト!」って.
そうなんです.すいません...

「ブータンはこの辺」と教えると,「ブータン,暗い」って.
そうなんです.

インドもあかるいじゃねぇか,,ってちょっと不服そうだった.

とにかく,今,海外から日本はどう見られているか,ブータンでの反応で十分わかった.身に染みた.

なんとかせなあかん.



そんな中,これ必見かと思います.

環境エネルギー政策研究所 飯田哲也氏による
「二度と悲劇を繰り返さないための6戦略」@日本記者クラブ

関連資料@環境エネルギー政策研究所

tag : 衛星画像 汚染水 海無し国 ブータン 夜景

ナニはともあれ節電か

地味に(?)昨晩,世界中で節電キャンペーンがあった.
WWFによる"Earth Hour" 世界各地の時間で昨日26日夜の8時30から1時間,できるだけ電気を消そう,って話.

http://www.wwf.or.jp/activities/climate/cat1259/cat1390/

 節電が「流行り」で「イベント化」されるとしたら心配だけど,やらないよりまし,ってことで,地味にブータンでも参加してみた.

 と言っても電気を消して,そのおかげで寝ちゃうだけだったけど.今朝まで良く寝たぁ..

 こういった節電キャンペーンが年に一度のイベントではなく,習慣化していければいいんだけど.
 特に先進国で.下の衛星画像をみるとそう思う.
earth_lights_lrgr.jpg
Earth Observatory. Bright Lights Big City.

---
 「節電,それがどれ程うまく行くか」
 「ムリムリ」

 と思うかもしれない.

 が,,上の画像のキラキラしたあたりで「みんなで節電!」と挑戦してみるのは即効性があるんじゃないだろうか.

 少なくとも画像でキラキラしてないところ(ブータンとか)でどうこう言うよりも意味があるんだろうなぁ.


 しっかし,いつみても日本はキラキラだな..このタイプの画像を見るとそう思う.
 チベットの南部でキラっとしてるのが恐らくラサ.その南がブータン.おぉ,暗い...そんな中で我が家はちょっと使い過ぎか.JOCV隊員でひと月の電気代が10円ちょっとってやつがいたっけ.見習わなきゃ.

新井たちよ,元気と勇気をありがとう

セリーグの開幕日程のゴタゴタ問題,この国難の時に「我欲発言」と並んでバカバカしいニュース.

節電だ!って言ってるのに,開幕を強行してしかもそれをナイターで.って,おぃ!

「とにかく開幕して野球から元気を与えたい」みたいなことを理由としてるが,それだけじゃない経営上層部の思惑が頭に浮かぶ.しかも,悪いがこんな状況で開幕したら余計元気が無くなる.少なくとも僕は.

 そんな中,選手会がしっかりと反対を示してくれた.阪神の新井選手会長をはじめ,17日の決定後もしぶとく反対を明確にして立派だった.

 かっこいい!被災地に強行着陸した米軍ヘリのパイロットより素敵だ.単純に阪神ファンになっちゃうかも.

 彼らは国民に対して十分に元気と勇気を与えてくれた.グラウンドからではなく記者会見で.


 なぁんか,上層部の決定にあわせて「ま,通常開幕でもいいんじゃねぇ?」みたいな,しょうも無い選手もいることは確かだけど..特に球団Gとかにね.

我が家と国の電力事情

 この借家には薪で焚くストーブ,こっちで言うボカリがある.kaschütz 1894と刻まれたオーストリアの鋳造で,以前の借主が持ち込んだらしい.これを使って本気で部屋を暖めるとなると,かなりの薪を食う.雰囲気は満点なんだけどよ.

 そして,今年はまだ火を入れていない.代わりは二台の電気オイルヒータ.相当な稼働率で頑張ってくれている.手入れは楽だし,薪を買ってくることも物置から毎日補充する必要もないし,という理由で.

 ということで,今冬の我が家の電力事情はやや浪費傾向である.この国の電源が水力発電でほぼ賄われているので,「どんなに使ってもクリーンだからいいやん」という無理やりな解釈も手伝って.


 では,この国の電力事情は...

 インド,ネパール,バングラなどとくらべると,圧倒的に人口が少ないこと,豊富な降水が十分すぎる位置エネルギーを持つことで,雲泥の差で恵まれている,と言えよう.今後数年の日本の強力な援助によってブータンの電化が達成されれば,それがほぼ全国で言えることとなる.

 全国の電化が国民にもたらす影響と国民が抱く期待は,生まれる前から電球の下で当然のように育ってきた我々にはちょっと想像ができないだろう.

 しかし「影響」という言葉を考えた場合,一方で気になるのがその発電の現場である.現場というのは,インドというお得意様への売電を目的として計画されている発電所のこと.正確に言うと,ヒマラヤの谷をドドーンと封鎖する発電所用のダムのことである.

いいのか,これで.

 国を縦断する主な谷をことごとく封鎖しちゃって.ダム出現による川の「影響」はどうなんだろうか.特に下流への影響については,施工前の計画調査では全く触れていないし.うぅむ...

 やっぱり小電力発電!と素人考えでは思ってしまう.それじゃインドに売れないのかなぁ..


 ふりかえって,日本の電力事情.
 気づいてみたら今や原子力発電がこの国では稼ぎ頭らしい.

 僕は強力にこの原発に反対する.

 国や電力会社の言い分とキーワードは,十分すぎる安全対策と「安定供給」「低炭素電源」「準国産」らしいが.

 深刻な危険がないと断言できず,結局は都会の真ん中に持ってくることができず,かつ廃棄物の行先も決まっていない仕組みなんかで電気を作り続けていいのだろうか?

 百歩譲って,もし日本の安全基準と技術が完璧だとして,同等のものを海外にも期待していいのか.
 海外の製品や施工管理を見れば,そりゃムリムリって即答してしまう.

 となると,わが子,わが子の子,その子供,,,の代に今の選択を,今のエネルギー政策を自信をもって説明できるだろうか?

 少なくとも僕にはできない.
 「CO2削減の合言葉でおじいちゃん達は何をしてたん?いらん危険とゴミだけ残してぇ」と言われたら,,スミマセン,じゃ済みませんよねぇ..ついでにメキシコCOP16の結果も将来恥ずかしいんですけど..
 やっぱり風と水も含めてオテントサマでなんとかしないといけないんじゃないかなぁ.地質時代の遺産と人の手に余るようなパワーには目をつむってさ.

tag : ブータン ダム 堆砂 異常浸食 電力事情 エネルギー政策 水力発電 原子力発電 準国産

おサルの弔いか,悔やみか

漢字で書け,といわれても書けないが,
「弔う」という言葉が気になった.

「チンパンジー,弔いの起源を持つ」といったニュースがテレビ?でも流れ,恐らく日本では大きな話題になったようである.
20100427k0000m040135000p_size5.jpg
毎日新聞Webから引用.

どんな分野でもやっぱり研究って面白い,すごい,と思わせる.そんなニュースだ.
そして,宗教だ民族だ,という以前の人の感情の根本にかかわる部分なので,細かいけど余計に食いつきたくなった.


このニュース,新聞記事にも個人のブログにも,弔い,という文字が出てくる.
へそ曲がりの自分は,その「弔い」という言葉に直感的に違和感を感じた.

これって,弔いや弔いの起源なのか?
そうではなくて,あえて言うならば「悔やみ」じゃないのか?

ネットの辞書(デジタル大辞泉)で引いてみると,まぁ同じような意味となる.

弔い:人の死を悲しみ、遺族を慰めること。くやみ。弔問。「―の言葉を述べる」
悔やみ:人の死を悲しみ弔うこと。また、その言葉。「お―に行く」「お―を述べる」

でも,違う.違うはずだ.違うと思いたい.

我が子の死はどうしようもない事実であり,それを惜しみ,理解しつつも受け入れられない,その気持ちが件の母チンパンジーの行動に現れ,この群のメスチンパンジーに引き継がれているのではないか?

その時,(まだ)弔うという思いは必要ではないのではないか?
弔いの気持ちは,このミイラを自ら手放すときに,母猿や群れの中から出てくるのではないだろうか.

今回の場合は,ミイラは意図的には手放すことは出来てないらしい.
生前と背負い方が違う方法であるにしても,背中に背負っているのは「悔やみ」と「愛情」からではないのか.

って,書いてるうちにわからなくなってきた.
いずれにしても,日本語の得意な方からでも,正しいご指摘を頂戴したいところ.



ところで,ブータンに来て英語を使う日常に置かれた.

そこで気づいたことは,英語の面白さ.それから,日本語が英語と比べて語彙が多く(本当かウソかは知らないが),いかに複雑で,それぞれの単語に繊細な意味の違いがあること,それを気づかされた.

-------------
追記(日本時間5月6日)

◆も少し違う根拠で,「弔い」とは違う,と論理的に説明されてる方がいた.↓
鹿野司氏のくねくね科学探検日記

◆ここでは,「愛」だ,というやり取りも
がんになっても、あわてない

トラックバック,ってやつをやったんだけど,よく使い方がわからない..

--------------
以下,毎日新聞Webから

野生チンパンジー:母、子の死骸と生活 ギニアで確認2010年4月27日 1時53分 更新:4月27日 9時40分


ミイラ化した赤ちゃんを運ぶ母親チンパンジー=京都大霊長類研究所提供 西アフリカ・ギニアの野生チンパンジーの母親が死んだ赤ちゃんを生きている時と同様に大切に扱うことを、京都大霊長類研究所の松沢哲郎教授と林美里助教らの研究グループが複数例観察することに成功し、27日付の米科学誌「カレント・バイオロジー」に掲載される。いずれも赤ちゃんはミイラ化しており、松沢教授は「人間の弔いの起源を解明する手掛かりになるのではないか」と話している。

 松沢教授は92年、ギニアのボッソウ村に設けた研究拠点で2歳半のチンパンジーの赤ちゃんが病死した際、母親が死骸(しがい)を背中に27日間おんぶして生活するのを確認。03年には、同じ群れで赤ちゃん2匹が相次いで死んだ際、それぞれ68日間と19日間、死骸と生活していることを確認した。

 いずれのケースも、母親は死骸の手足を首と肩の間に挟むようにしておぶい、毛づくろいしたり、たかるハエを追い払ったりしていた。死骸は強烈なにおいを放ち、次第にミイラ化。しかし、群れのチンパンジーは嫌なそぶりを見せず、子供たちがミイラで遊ぶこともあった。

 1例目は途中で観察を打ち切ったため、死骸のその後は不明。2、3例目は死骸が木から落ちるなどし、母親が見失ったという。

 ボッソウ以外の群れでは通常、死んだ赤ちゃんは仲間に食べられたり、捨てられたりする。松沢教授は死骸の毛づくろいやミイラ化はボッソウの群れで受け継がれている独特の「文化」で「愛情や弔いの表れ」と推測している。【広瀬登】

tag : チンパンジー 京大霊長研 弔い 悔やみ 葬式 ギニア ヒト ボッソウ

日本は世界にどう映っているのか

人が自分を好きか嫌いか,これって誰でも大いに気になるところだろう.
また,人から「良い影響力を持っている」もしくはその逆に思われてるのか.これも気になるはず.

それが国レベルになっても同じだろう.
BBCが中心となった「世界への影響○?×?アンケート」.好きか嫌いかという質問よりも少しは客観的な見方がされてるんじゃないかな?

日本は良い影響を与える国として総合3位.↓
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/pipa/pdf/apr10/BBCViews_Apr10_rpt.pdf

日本がイチバン,立ち上がれニッポン,なんて思っている御方々には,心底嬉しい結果かもしれない.

 しかし,この全体評価の結果を単純に「日本って良い国.世界に良いことしてるってみんなわかってくれてるし!」と受け取るのは間違いだろう.喜ぶか悩むかは個人の自由としても.

 なぜなら,調査機関,方法,時期が各国で異なるし,各国が持つ他国への影響力や知名度も異なる.宗教や民族問題のフィルターもかかっているので.

 でも少なくとも,ある国や地域が見た他国の評価,というのは十分に意味がありそう.,,,
 その結果を吟味することは,特に今の自分の立場としても必要なことと思う.

 そんな中で興味深い部分をいくつか.

◆アフリカの3国,日本よりも中国への評価が高い.中国が物資を中心とした積極的な援助をアフリカで行っているためか.このへん,も少し日本でも調べるべきだろう.

ちなみに,UKもアフリカから高評価ってのも興味深い,というかBBCの調査で,かつ旧宗主国だから当然?他のアフリカ諸国も見てみたい.

◆西ヨーロッパ各国,ロシアには厳しい評価.これが東欧からだともっと厳しくなるのでは?

◆日本はやっぱりトルコで良く映ってる.トルコの調査が特殊なのかどの国の評価も辛口.その中で日本が飛び出て高評価.メキシコからは厳し目.

◆韓国に対するタイの評価が飛びぬけて低い.ライバル視?

◆日本は自国に辛口.世界各国,自国に対するpositive評価はみんな高い.日本は低い.positiveに出そうな読売の調査でこれだから嘘ではないはず.これは日本人が控えめで自信が無いと見ていいのか.

◆アメリカでのイスラエル評価が高い.ユダヤ人が多いから?韓国評価が意外に低い.

◆日本でカナダを悪く言う人,少な!

挙げるときりが無い.

元データの検証が難しいけど,国際情勢に強い人,地理の教科書作ってる人なんかに改めてまとめてもらいたいところ.

tag : 国際情勢 二国間問題 BBC アンケート 社会調査

ブータンはサミット一色

ティンプーは今週と来週,大げさに言うと上を下への大騒ぎである.ちょっと大げさか.
特に道路警備と道路沿いの美化が急ピッチで進んでいる.

おかげで,ゴミやそれによる下水の詰まりもへった(Tらゃサンお疲れさんっす).
広い道路には中央に白線が書かれ,交差点には安全地帯の斜線まで入った(そのうち写真アップします).

草刈もせっせとやられてる.歩道やその手すりにあったドマ関連の汚れが無くなった.
こうなると何だかブータンじゃないみたい.

犬も心なしか減った?みんな山に放されたか.
ウチの裏にいる我が野良犬は減ってないけど(よかった~)

これ,確証のない野良犬の話以外は,すべてSAARC南アジア地域協力連合の開催にむけての大作戦.(祝!)

この寄り合いが作られて24年,今までの15回のサミットでブータンには三度開催のチャンスがあり,すべてそれがスキップされたらしい.
開催のためのインフラ(とおそらく安全管理)が確保できないから,という理由で.

そして2010年,モルジブ開催の予定を変更し,ついにブータンがホストを演じる機会が訪れた.
晴れのオミソ扱い脱却である.張り切らないわけにはいかない.

しかしこの開催,インドから5000万ヌルタム(1億円)の資金援助を受けての開催.スポンサー付きの開催というわけだ.
ある意味では,SAARCの主導国を自認してる(はず)のインドの演出とも受け取ることができるかもしれない.8カ国持ち回りの開催で,ブータン(インド)が開催国メンバーに入れば,インドとしては4回に1回は自国開催.と言ったら言い過ぎか.

市内に準備された華やかな旗や写真とは裏腹に,SAARC加盟国はそれぞれ問題を抱えている.

 ブ・ネ両国のネパール難民問題.
 政治・治安問題アリアリのアフガニスタン,パキスタン(テロという言葉は書かないが).
 スリランカのタミル問題と進む独裁
 インド国内の毛派やイスラム過激派

 海外から比べたら警備が甘そうなブータンである.思想をもった輩がこの機会を狙わない訳はない,かもしれない. 
 当然,警備も厳重になる.本来?のブータンではイメージできない,自動小銃を持ったポリスの団体を街で見るようになった.検問も厳しいとのこと.とにかく自動小銃が活躍する場面が無いまま無事に終わってほしい.

 さらに,アメリカ発展の一因とされるモンロー主義を,21世紀の南アジアで達成させんとするインド.そのインドがスポンサーである本サミットには,ライバル国中国がオブザーバーとして,日本,アメリカとともに来ブする.(韓国,オーストラリアもだっけ?)

 地球温暖化問題も含め,いろいろと話題は多そうだ.氷河湖問題も話題に上がるんだろか.見に行きたいなぁ.


 ところで,アメリカからはこのSAARCにあわせてレオ様が来るらしい.
 オブザーバーで来なはるん?で,ゴとか着て演説しちゃうのかな?

 大家のケサンが会うかもしれないからサイン頼んじゃおっか.

自然ネタと違って政治ネタは書き方に気を遣うから嫌いだ

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

tag : SAARC 南アジア サミット テロ対策 レオナルド・デカプリオ 外交 モンロー主義

タイトルで読む気にさせるブログ

ブログの記事を書くとき,タイトルには意外に気を使う.
10字前後のタイトルで,ぱっと読む気にさせて,かつ嘘のないものとは,ということで.

CMなんかのコピーライターと同じ悩みだろう.程度の差はあれど.

と,考えていたら,本のタイトルも気になってきた.
以下,久しぶりのグチリ系の記事になりそう..マシンガンズ風に.

こんな本がある.
「「地球温暖化」論で日本人が殺される」武田邦彦・丸山重徳.

こ,殺される,って...
推理小説でもサスペンスでもない本のタイトルに「殺す」が出た.科学者が出す本のタイトルにだ!

 温暖化説が「もし万が一」の嘘だとしても,気候・環境が急激に変化していることは確かなわけで,それを食い物にしているこの人たちの著作には大きな罪がある.

この本の印税と講演料とテレビの出演料を,すべて意味のある寄付に使っているなら「罪」という言葉を撤回するが..

温暖化懐疑論者にはいろいろなタイプがあるが,その方たちはおしなべて,センセーショナルなタイトル+反大勢への興味という力,を借りて裏の取れない内容で本屋の一角を陣取り,テレビに顔を出す.おかしい.
(ま,マスコミと出版社にも責任があるわな)

しかもこの二人が組むとは...とほほ,,である.丸山重徳氏が共著の↓
「生命と地球の歴史」丸山重徳・磯崎行雄は,古環境学を学ぶ身にはバイブル,だったのに..講義では学生さんにも勧めてたのに..ブータン赴任時に奥さんに荷物を削らせて,それでもこの本は持ってきてたのに..

 僕の教祖(だった)の氏の著書にはこんなのもある.
「「地球温暖化」論に騙されるな! 」

 びっくりマーク付きの「騙されるな」である.そりゃ本屋で目をひくだろうなぁ.注目の「温暖化」という文字とあわさって.


 そして,首を傾げたくなるタイトルは,温暖化懐疑論だけではない.
たとえば,,愛すべき富士山についてだけでもこんなのがある.

「破局噴火-秒読みに入った人類壊滅の日」高橋正樹

「富士山大噴火が迫っている! ~最新科学が明かす噴火シナリオと災害規模」小山真人

どちらもタイトルに嘘はないし(秒読みは大げさだが),中身は科学に根ざしたそれなりに意味のあるもの.
しかも研究成果の社会還元には,「まずみんなに見てもらわないことにはどうしようもない」という理由もあろう.

しかも本を書くにあたって,タイトルは編集者や出版社に無理強いされる,と聞いた.

それは確かに理解できる.本屋のブラリ客の目に留まる,または検索に引っかかる,そして売れなきゃしょうがないから,タイトルは大げでセンセーショナルに.非科学な読み物ならそれもいいかもしれない.

でも,科学を根拠とする,しかも災害や全人類の課題に関する本でそれはやってはいけないだろう.

武田氏ならまだしも,やはりバリバリの研究者が,よく言えば「出版社からの熱い依頼」に流された,と受け取られるようなタイトルを付けるのはいかがなものだろうか..

tag : 温暖化懐疑論 富士山 噴火 地球史 偽科学 本のタイトル

ごめんなさい,が必要か?

しょうもない内容で今から発表,しかも全然準備ができていない,しかも大きな海外の学会で,どうしよう,,,どうにもならん~


という場面で夢からさめた.いやぁ,ホント,夢でよかった.

 ということでせっかく目が覚めたので,ある原稿を書いていてた.が,とつぜん思考が停止.途中まで書きあがったけど,そこからが進まない.

 こんな時の最良の解決策は,たぶんその文章を捨てることだろう.でもなかなかそれってできないんだよね.

 尊敬する先生に「良い原稿を残すには,時に捨てる勇気が必要」と言われたことがあるが(コレって登山での引き返す勇気,と似てるなぁ),モッタイナイオバケが出てきそうでどうしてもDeleteキーが押せない.

 という事で,とりあえずブログに現実逃避.

 そしてそれがなんと半月ぶりのブログ.またまた,危うく「続かないブログ」になるところだった.
 しかも更新最後のネタが「腰パンツ」だったとは.悔やまれる.も少しさわやかな内容を曝しておくべきだった.

 さて,この半月で一時帰国して,乗り損ね(詳細はナイショ),目の充血で病院,娘の耳クソで病院,親族と旅行×2といろいろと書きたいことがあったのだけれど,それはおいおい.

 ちょっとここで書きたいのは気象庁の津波予測の謝罪の件.
 謝罪にもいろいろある.腰パンツの「反省してま~す」も謝罪と言えば謝罪か.アレ?謝罪かな?違うか..

 とにかく,気象庁が津波予測が過大だったので,謝罪したとのこと.

 でも,自然現象を相手にした注意・警報というものは,危険側の値を出して市民に現象への適切な対応を促すものであって当然だろう.少なくとも今回の場合,謝罪はいらないのではないか.「反省してま~す」さえもいらない.

 今回の場合,3m以上の波高が予測されたので大津波警報となった.それが実際は1mちょっと.波高についてはこれで十分な予測なのではないだろうか.見た目でわからないような数十cmの波高だった地区の人には不満かもしれないが,地域差があるのは勿論仕方が無い.細かい地域別の発令は不可能に近いはず.

 一方,丸一日ちょっとの長時間で津波警報が,10時間弱の間で大津波警報が出されたことについては,どうなんだろうか.

・出された時間=津波が岸に押し寄せる時間,と考えてはいけない.
・最大波高が観測された時間に4,5時間の地域差がある.

 ということを考えると,特に長すぎたとは言えないのではないか.しかも,仙台での最大波高1.1mは大津波警報が津波警報に切り替わったあとに観測されている.むしろ短かったのではないか?

 津波の観測と時間・波高の予測については,シロートなので安易なことは言えないが,これ(謝罪しちゃったこと)を機会に予測精度の向上にむけて,それなりの予算がつくことと,研究がすすむことをとにかく祈りたい.

 それから,警報の問題だけではなくて避難した人が少なかったことについても考えなくてはいけない.でも長くなるのでやめよう.

 そう言えば,1994年の北海道東方沖地震では,ちょうど原発の仕事で本州の北端にいた.津波注意報,後に警報?が出たので喜び勇んで海岸に行ったが何事もなく帰ってきた.見に行きたくなっちゃウンだよね.洪水の川とかも.

 今回の津波も見に行った人が大勢いる.
 例えばこれ↓(ある火山学者が見つけてきた)
http://www.youtube.com/watch?v=0RsFoik5z-8&feature=player_embedded

チリ沖から波及した津波が日本の川をのぼってるよ!
やっぱり地球ってすごいーーー って,これが今日の落ちかな.

腰パンツと仕分けが結びつくとはね..

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科学も南極も溶けてる,が見える

知り合いのロシア人研究者が研究室のブログでおもしろいグラフを紹介してくれた.
どの国で科学が死んでいるかわかりますか?と問いかけながら↓

middle_1264572333.jpgmiddle_1264572364.jpg
引用元は「Science and Engineering Indicators」http://www.nsf.gov/statistics/seind10/.左の縦軸の単位は千人.右は1995-2007年の増減.各国の研究者の定義があやしいがそれを差っぴいて見ても...

冷戦終結&ソ連解体以降下り坂の彼の国もそうだが,日本もそうとうにやばい.人が育たなければ科学も進歩しない.

事業仕分けも必要だけど,国としてしっかりした危機感とビジョンを持つ必要があろう.

---------
次に,南極の氷の話し.

NASAのWebに出た「南極,溶けてます?」のタイトルでGRACEってグループの成果が出てる.
過去7年間の南極氷床の体積変化
416688main_20100108_Climate_1_th228x164.jpg
引用元http://www.nasa.gov/topics/earth/features/20100108_Is_Antarctica_Melting.html

コレ見ると,温暖化を懐疑したり,ヒマラヤ氷河2035年問題で盛り上がってる場合ではないよ,ってことじゃない?
そ言えば,今度は温暖化懐疑派のネタも書きたいところ..

どちらも,「え~そうだったの~!!」って後になって気づいても手遅れな話し.今なら十分間に合う,という話しでもないが...

「見える化」を国としても世界としてももっとやる必要があるよね.

テーマ : 地球温暖化・地球問題について考えよう。
ジャンル : ライフ

地球がバーンで月がボーン

ティンプでは月の明るさを改めて感じる.

 さて,そのお月様,地球がバーンして,そこからボーンと生まれた,,,,かもしれない.マントルと核の境界(当時の)で起きた核爆発で.

 論文でそんな話しがあった.
"An alternative hypothesis for the origin of the Moon"
Meijer & Westrenen
Earth and Planetary Astrophysics誌って,宇宙音痴な自分にはなんだか聞いたことない学術雑誌だけど...
一瞬,天下のEPSL誌かと思った.


 月の成因で主流な学説は「ジャイアントインパクト」仮説.
 授業で使っていたGI説のイメージ画像 from NASAのページ.言えば「小惑星が地球にドカーンで月がボーン」といったところか.

 MeijerとWestrenenの論文だと,
・月の化学組成と同位体組成が地球の浅い部分とそっくりすぎるよと.
・ジャイアンとインパクト説だとそれは説明つかないよと(あれ?それがGI説のツボだったはずだけど,,).
・ぶつかってきた天体の組成の分(80%としてる)が月にあるべきだよと.ってのが問題提起部分.

 でもシロウトなりに思うと地球と外来の天体の組成がほとんど同じだったらこの問題自体がなりたたない?
 しかもかなり原始地球が不自然なかたちを振舞わないといけないみたいだけど,現実に可能なのかな?
 そもそも月の内部の組成ってわかってるんだろうか?

 でもこういった説があることは面白い.この説はそもそも100年以上も前に,かのDarwinの息子で有名なケンブリッジの学者さんらが言い出した学説だってことだから,その説の復活ということになる
 ほぉ~って感心したりして.

 授業で月の成因を説明するとき,このんな説もあるよん,って使えるかも>自然科学を教えているみなさん.



 宇宙関係のページを見てると一日(一晩)があっと言う間に過ぎてく...
 例えば火星の画像や,DEMの合成ムービー.たまらんです,コレ.

tag : 月の誕生 分裂説 ジャイアント・インパクト仮説 ジャイアンとノビタ 原始地球 ダーウィン 惑星地球科学

今日の言葉

今日,印象に残った言葉を三つ.

「うん.まぁね」 
ユウカママの蕪のぬか漬けに対する評価.
 これまで,熟成の進んでないぬか漬にはずっとダメダメの評価だったのが,今日初めて「まぁね」の評価が下った.
バンザイ!


「これウンチ.ゲリ,ゲリゲリ!」
 さるかに合戦を読んでもらってたユウカが,後半,臼や蜂と一緒に出てきた牛の糞を見ての一言.
 これには爆笑!そりゃ人のと比べれば軟らかめだが,決してゲリではない.それとも牛は常にゲリ?


「ここまでの冬型になるとは」
 北アルプスで遭難しヘリで救助されたガイドの山田哲哉さんの言葉.
http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY201001040046.html
 どう見ても安易な遭難騒ぎにしか見えない.今回の場合,危険側に予測しなくても「ここまで冬型になる」って予想できたんじゃないかな?
 ついでに,氏の「気象情報を越える積雪だった」とのコメント.まさか,遭難を気象情報のせいにしてる?って勘ぐってしまう.
 ま,とにかくこれで犠牲者がでなくてよかった.

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

片山氏の事故に対するコメントに対するコメント

前回も書いた片山右京氏の富士山での事故について,いろいろな人が意見を出している.

その中で,ある登山家(?)のコメントに「彼の責任ではない」と案に彼の行動を弁護するものもある.

これは当時の状況,現地の条件(気象条件など)などをしっかりと考察もせず,危機に陥ったあとの氏の行動だけを評価しての弁護である.(考察していたとしても,その点には触れずの弁護である)

事態が悪化した後の,氏の行動については,自分も間違いがあったとは受け取るつもりはない.しかし,その前が問題なのである...

事前に天気を調べず,無謀とも言えるビバークをした事自体,山を登るものとしては弁護のしようのない行動なのである.

この点が重要なのであって,その点に気づかないで(触れないで)大やけに意見を出せる者ははたして本当の登山家なのだろうか..そんなコメントでは,今回の事故は今後の事故再発の防止にはまったく活かされないことになる.

しっかりと計画をたてて,装備にたよらず,地道に低山に登る人も登山.
大金をかけて,何十人ものポーターをやとって8000mの山に登るのも登山.

それらに信念とプライドをもって挑むのが登山家.たぶんそう思うんだが,登山家にもいろいろいるわいなぁ..

片山右京氏と同僚の遭難


片山右京氏が富士山南東斜面を登山中,仲間二名が遭難.

ニュースを見て驚いた.
現場は,ここ数年らい雪崩の調査をしている場所である.これまでに最もたくさん通ている斜面である.

去年の12月22日に発生直後の雪崩を調べに行った時は,寒さと強風でマジメに身の危険を感じた.ヤバイ,ことによっちゃ死ぬる!って思った.

こぶし大の氷片やスコリア(マグマのしぶきの固まったもの.ココの場合1707年の宝永噴火の堆積物)が,横殴りにバンバン飛んでくるし,斜面に四つんばいになって,身を低くしないと飛ばされる.なんとかして地形のくぼみに逃げ込んだ.風速20m/sは余裕で超えてたはず.単独だったし,家族の顔が頭に浮かんだのでとにかく逃げ帰ってきた.

世間にはあまり知られていない(気づかれていない)が,ここは間違いなく東京から最も近く,短時間で冬山の楽しみを味わえる場所.都心から1.5時間で到達できる雪山なのだ.
安・近・短で本格的な雪と寒さを味わえるので娘が雪遊びできるようになったらまずは連れて行きたいと考えている場所(火山学的にもおもしろい)なわけだが..

その一方で,東京から最も近くして冬山・極寒の恐怖を感じられるところでもある.

今回の場合,二人の入ったテントが飛ばされたわけだが,気圧配置としては同じ条件.日本海の低気圧が抜けて,西風が強くなり,遠目にはすっきりと晴れ渡ったきれいな富士山だったはず.現地は遠目と違って過酷な世界になってるわけだが.

気象庁のデータを見ると,一昨日から今日の富士山頂は-20~25度.藤村(1971.富士急の報告書)に基づき換算すると,この時期の富士山南東部の気温減率は7度/km.とすると,現場は恐らく-10~-15度.風速30m/sとして,体感温度は-40度を下回ったに違いない.

ただ,この時期,毎日富士山ではこんな天候かというと,そうではない.ネットを見ると,こんな天気はこの時期の富士山では普通とする意見もあるが,実は普通ではない.

グラフは過去4年間の10月以降の山頂の日平均気温.一昨日から今日までの寒波は12月中旬としては最も厳しいものだってことがわかる.気圧配置としては月に2,3日あるような強い西風と寒波の日で,なおかつこの時期としては数年来の強度の冬型であった,てことになる.

しかし,そんな天気にあたってしまった片山氏を不運だった,とはけして思わない.「寒波が来ることを知らずに入った」というのだから,ってことは天気図を見ずに入山したわけだから.これはアリエナイ.

6千mを超える山をいくつも登っている登山家,というけど,大所帯で多くが極地法登山,かつ十分なスポンサーのついた商業的海外遠征,かつその主役として担がれてきた彼には,天候に配慮するなどという下地~な部分を気にする必要はこれまでなかったのかもしれない.

ついでに言うと,現地であの天候に身をおいて,自分より体力のない者と別行動したこと,富士山のあの斜面でビバークしたこと,この二点も過ちだったのではないか.

しかもビバークするにもあの斜面であれば2200m地点にコンクリの小屋の跡があり,風下は雪洞を掘れる吹き溜まりになる.それはわかってたのだろうか.

とにかく,遭難したお二人のご冥福を祈り,またこの事故は今後の自分への戒めにしたい.

右巻き?左巻き?

娘の髪の毛はカールをしていて,わが子ながらカワイイ~,と目を細めたくなる.


カールと言えば,桜の古木.みな,反時計回り(逆だったかな?)にスイングしながら成長している.
以前,南半球に持っていくとスイングの逆の桜だけになるんだよ,と勝手に予想していたが,たしか違うはず.


カール,スイング,螺旋,といえば巻貝もその代表.
その巻貝の螺旋方向を,胚細胞の段階でブニュって押して逆向きにしてしまった,って驚きのニュースがあった.

http://sankei.jp.msn.com/science/science/091126/scn0911260302000-n1.htm

すんごい話しだが,すぐに関連して思い出したのが,海に住む単細胞の有孔虫,主に炭酸カルシウムの空でできていて,巻貝状のやつもいる.

 この有孔虫,種類によっては巻き方向がある時代を境にして,コロっと逆になってしまう.この特徴を利用して海底堆積物の年代を決定することもできる.
 また,ある種は温暖,寒冷で右・左,違った巻き方の種がすみ分けていたりもする.



 巻き方,といえば,指紋も面白い.

 以前,なんとなく指を眺めていたら,右手の指紋は時計回り,左手の指紋は反時計回り,ってことに気づいた.なんでなんだろうか...これについて研究している話ってないんかなぁ..

プロフィール

jirok

Author:jirok
ブータン地質鉱山局に身をおく一地球人の独り言と備忘録.

 ヒマラヤの氷河・氷河湖問題,山地・気象災害とかってどうなのか.この地が,この社会がなぜできたのか,ブータンは,日本は幸せなのか,我が子はどう育つのか,興味の相手はつきません.

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